新型肺炎コロナウイルスの影響で自主隔離されていることによってゲームに熱中しているために、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Azure」に負荷がかかっているようだ。マイクロソフトが3月28日に米証券取引委員会(SEC)に提出した資料の中で明らかにした。
SECの資料によると、マイクロソフトはAzureクラウドサービスなどを使うことで世界中でリモートワークをする人などをサポートしていることを強調。そうした中で、特定の地域では「一部のコンピューターリソースのデプロイが通常の99.99%の成功率を下回っている」と主張した。
さらにマイクロソフトは「XboxライブがAzure全体のキャパシティを圧迫している」ことが原因にあると指摘した。
「この1週間ほどで使用が急増した結果、一部の地域(欧州北部、西部、イギリス南部、フランス中部、アジア東部、インド南部、ブラジル南部)で大きな需要があった」
Azureにはブロックチェーンネットワークの管理のほか、トークンの定義や作成、ブロックチェーンデータ管理サービスなどが実装されている。クライアントにはJPモルガンなどがある。
コインテレグラフはマイクロソフトに追加で質問をしたが、「マイクロソフトAzureのブログに掲載されているもの以外に共有するものはない」との回答を得た。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン