ピーター・ティール氏、BTCは「崩壊していく世界へのリスクヘッジだ」

 ペイパル創業者のピーター・ティール氏が15日、ビットコインを「崩壊していく世界に対しるリスクヘッジ」だというコメントを出した。

 ニューヨーク経済クラブでの談話をCNBCが伝えた。フェイスブックや噂によれば、ティール氏はビットコインに2000万ドル投資したとされる。ビットコインが通貨の役割を果たす未来はまだ見通せないものの、価値の保存手段としての役割は十分持っていると述べた。

 「新しい決済システムについて話しているのではない」と彼はいった。

 「厳重な金庫の中に金の延べ棒を入れておくようなものだ。崩壊していく世界へのリスクヘッジのようなものだ」

 ビットコインは、規制やグーグルの広告停止、マウントゴックスの売却といった下落圧力が市場を動揺させるなか、今週も8000ドル付近で売買ている。

 ティール氏は短期の価格動向には関心はなく、ビットコインを空売りするよりも、「期待をかける」ほうが今は重要だと示唆した。だがいっぽうで彼は、世界に最初に出回った仮想通貨のうち最大80%までは、最終的には無価値となるだろうとも予測した。

 「ビットコインには買いのポジションだが、2,3の例外を除いて他のは仮想通貨について、私は中立から懐疑派の立場だ」と彼は続けた。「オンライン上で金と同価値になるものがひとつだけ残るだろう。そして皆が賭けたものが最大となって残るだろう」

 今は人気を落としているビットコインに強気でいるティール氏は、仮想通貨というもののプラス面を見続けており、イーサリアムや未来の代替通貨がビットコインからトップの座を奪うかもしれないという可能性をも捨ててはいない。