大相場の前兆?今回の仮想通貨ビットコイン急騰の動きには何が

昨日から今日にかけ、ビットコイン(BTC)の相場は大きく動いた。日本時間15日の朝の時点では69万円台前半まで一時下落したものの、午後に入り14時頃から上昇。一時75万円台に迫る動きを見せたもののこの上昇は長くは続かず、16時前後から大きく下落。

その後は72万円台前半から71万円台前半までの狭いレンジで動いている。今回の上昇には何があったのか。一部では「大相場の前兆だ」といった意見もある。

(引用元:Tradingview BTC/JPY,bitFlyer)

テザーへの疑惑

昨日のコインテレグラフ日本版でも伝えたように、テザーへの信用が揺らいでいることが今回の相場上昇の一つの大きな要因となっている。特定の通貨に対して、一定の価格で固定されるステーブルコインの代表格であるテザーは本来であれば、1ドルに近い価格で推移すべきだが、仮想通貨取引所ビットフィネックスで0.92ドルまで下落。

テザーの下落要因としては同取引所でテザーを売ってビットコインを買う流れが強まった事だ。事実、同時刻にテザーが下落し、ビットコインの価格が急騰している。

このテザー下落について1部「クオンツ系ファンドと、トレーダーがテザーポジションの手仕舞いをし、ビットコインを買い直している」との指摘もある。テザーは以前より様々な疑惑があり、テザーへの信任が低下する流れが、今回のビットコイン急騰の引き金の一つ要因となったと見ることができる。

大相場の前兆?

(引用元:Tradingview BTC/JPY,bitFlyer)

今回の動きについて一部ではビットコインの大相場到来の前兆と見る動きもある。実際に、直近半年以上にわたってビットコイン相場は下落トレンドを継続しているが、それでも64万円前後のサポートラインは割っていない。

特には9中旬以降はほとんど横ばいのレンジ相場(ボックス相場)の動きを呈しており、ボラティリティが低下していた。

ここがセリングクライマックスとなり、昨年のようなビットコインビッグラリーが展開されるか、64万円前後の強いサポートラインを割って大悲観相場が到来するのか、ビットコイン相場は正念場を迎えている