米国の仮想通貨取引所ErisX(エリスX)が、米オンライン証券大手TDアメリトレードと組んで仮想通貨のスポット取引開始に向けて加速している。The Blockが関係者の話として報じた

エリスXは、TDアメリトレードが抱える1100万人の個人投資家向けに仮想通貨取引サービスを提供できるようになるかもしれない。エリスXの広報は、この件に関してコメントを拒否。「パブリックローンチを前に一部の参加者のみに対して試験的に商品を提供している段階」と説明した。

TDアメリトレードは、昨年11月ErisXに出資したと発表。「デジタル通貨をトレードしたい」という顧客の要望が大きかったと述べた。

エリスXは、年末にかけて、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)のスポットと先物取引の提供開始を目指している。昨年12月には、フィデリティ・インベストメンツやナスダック・ベンチャーズ、マネックス・グループなどから2750万ドル(約31億円)を調達した