仮想通貨取引所bitFlyerは、5月13日、同日より一部の地域でテレビCMの放映を開始したと発表した

bitFlyerによるテレビCM放映は2年ぶり。愛知県全土に加えて、岐阜県・三重県の一部エリアで放映される。放映期間は本日から5月26日までを予定している。

テレビCMのナレーターにはタレント・俳優・彫刻家として幅広く活躍する片桐仁氏が起用された。

今回のテレビCMは、アニメーション動画を使って3パターンで放映される。

①ビットコイン篇(15 秒)

②コールドウォレット篇(15 秒)

コールドウォレットとは、仮想通貨をインターネットと完全に切り離された安全な場所で保管する仕組みだ。

③マルチシグ篇(15 秒)

マルチシグ(マルチ・シグネチャー)とは、複数の署名で構成されるセキュリティの高い技術で顧客資産を守る仕組みだ。

bitFlyerの担当者は、コインテレグラフジャパンに対して、今回のCM放送の狙いについて以下のように話した。

「今回のCMでは、ビットコインが投資だけではなく、買い物にも使える身近な存在になってきていることを紹介する『ビットコイン篇』以外に、ビットコインや暗号資産(仮想通貨)のセキュリティについて紹介する『コールドウォレット篇』、『マルチシグ篇』を制作いたしました。まだまだ暗号資産(仮想通貨)というと、『セキュリティが不安』といった方が多いため、そういった方にも分かりやすく、かつ少しでも安心していただけるよう制作しました」

金融庁登録のbitFlyerは、昨年12月に2年ぶりにXRPの取り扱いを始めた。また、子会社のbitFlyer Blockchainは、今年4月27日にブロックチェーンを活用したコンサルティングサービスの提供を開始したと発表した