取引所コインをガチホすると億れるか検証してみた【配当型コインDECOINは買い?】

2018年1月のピーク以来、仮想通貨市場は低調なままだ。コインチェックにおけるNEM流出事件以来、交換業やICOに対する規制の動きが高まっており、相場が盛り上がらないのが現実だ。そんな逆風にもかかわらず、上昇基調にあるのが仮想通貨取引所が発行するコインだ。前回紹介した配当型の取引所トークンであるDECOINにも期待が高まるが、億りにつながるか否かは気になるところ。そこで、コインテレグラフ制作部では「取引所コイン」をICOや発行時に購入して「億れる」のか、億るためにはいくら購入する必要があるかを検証してみた。

仮想通貨の世界は、少額の投資で億単位の利益をえることを夢みる若者を虜(とりこ)にしてきた。昨年は宝くじのような感覚で数万円ずつ目ぼしいコインを買い暴騰するまで待つという行為が流行っていたが、今年1月以来相場はガラリと変わり、倍々コインが少なくなった。そんな中、仮想通貨取引所が発行するネイティブトークンは、事業としての利益が還元される期待値もあり、多くのトレーダーが目をつける数少ないコインの一種だ。

実際、取引所トークンの初回発行時(またはICO時)から2018年6月現在までの騰落率を検証してみると、その多くが倍々コインとなっていることがわかる。

バイナンスコイン(BNB)

発行時から2018年6月6日までガチホしていた場合:145倍

億るために必要な初期投資額:約69万円

必要日数:10カ月

17年7月の発行時に買い、18年1月のピークで売っていれば222倍になったという驚異的コインだ。バブル崩壊後でも現状145倍の上昇率となっており、長期保有者は大きな含み益を抱えているはずだ。

発行時、ポンっと100万円を投資して1億円以上の含み益になっている人もいそうだ。

69万円で夢が買えるとすれば・・・ちょっと心動かされそうになる。

フォビトークン(HT)

発行時から2018年6月6日までガチホしていた場合:3.8倍

億るために必要な初期投資額:約2630万円

必要日数:4カ月

初期投資に2630万円が必要となると通常の投資家には手が出ない。ただしバイナンスコインでさえも、発行後4カ月の時点では17倍になっていただけだから、今後の展開によっては更に値上がりする可能性は十分ある。

少なくとも、発行時に100万円投資していれば約4倍になっているはずなので、悪くはない。

今年、取引所トークンの平均上昇率は6倍!

この他BiBox、KuCoin、Cobinhood等の海外取引所トークン18種を総合的に見ると、2018年1月~5月の間に平均6倍になったという調査結果もあり、取引所トークンは依然熱いといえるだろう。

一方、日本のQUOINEが発行するQASHは期待値が高いにもかかわらず、ICOからの騰落率は今のところ冴えない。やはり海外取引所のトークンが上昇しやすい傾向にあるようだ。

取引所コインで億る条件

まとめると

・有力な海外取引所を選ぶ
・半年以上の長期保有を前提に100万円ほど買う

ことが今のところ取引所コインで億る確率を上げるための条件になっているようだ。

乗り遅れた人は配当型のDECOINも選択肢の一つ

とはいえメジャーな取引所トークンを発行時で買っておらず、波に乗り遅れた感のある人は多いはずだ。

そこで、検討したいのがDECOIN(ディーコイン)だ。

DECOIN(ディーコイン)とは

<前回のおさらい>

「DECOINトレーディング・アンド・エクスチェンジ・プラットフォーム」(通称D-TEP)とされる仮想通貨取引プラットフォーム(現在開発中)。同取引所が発行するネイティブコインをDTEPという。BTC, ETH, XRP, BCH, LTC, DASH, NEO, ADA, XLM間の取引が可能。

DECOINが展開する独自のブロックチェーンはPOS(プルーフ・オブ・ステイク、保有量証明)を採用。DTEPコインの所有量にあわせた配当が支払われる仕組みだ。

DECOINでは、取引所の手数料収益の10~20%を配当として吐き出す。他取引所で行われているコインの買い戻しが、直接価格上昇に直結するとは限らないため、配当のほうがありがたいと考えるユーザーもいるはずだ。

参考:「配当系コインDECOINとは?取引所の手数料収益をユーザーに還元!

取引所トークンの中で唯一、取引手数料から得られた利益を直接保有者に還元するという配当型のコインとなっており画期的だ。取引所トークンの価値を高める手法として通常は「バーン」と呼ばれる定期的に流通量を減らす方法があるが、直接利益を開示しそれを利用者に還元するというモデルは珍しい。DECOIN担当者も「長期保有者を多くつくるためには透明性が鍵」としており、開示姿勢にも期待できる。

また、長期投資家獲得の動きも活発化している。6月6日の週にはDECOINの中心メンバーがシンガポールでファンド向けロードショーを開催する等、アジア地区にも足を運んでいる。戦略的投資家等が今後出てくる可能性もある。

前回紹介したDECOINのその他の特徴

・クレジットカード:5種類のクレジットカードを提供予定。マスターカードが導入される予定。
・様々な投資商品を提供:産業セクター別に構築されたCFD(差金決済取引)や仮想通貨インデックス(D-TEPクリプト指数)等も導入。価格の上昇だけではなく下落もトレードチャンスに。
・ソーシャルトレーディング:やり手トレーダーの取引履歴等をフォロー可。トレーダーは情報提供することで仮想通貨を獲得。
・安全性:多重のセキュリティを配置。資金の97%をコールドウォレットに保管。
・取引速度:D-TEPは最大で100万取引/秒を処理。
・カスタマーサポート:年中無休、24時間営業運営へ。
・コイン発行制限:DTEPの発行量は1.4億コインが上限。うち半分を売り出し。

配当型取引所コインとなるDECOIN。過去のパターンが参考となるとすれば、これを初期からガチホしてみると面白いかもしれない。