仮想通貨(暗号資産)データ分析のサンティメントのデータによると、10万〜100万XRPの大口保有者(クジラ)のウォレット数が17625となり、過去最高を記録した。

一方で、1000万以上を保有する「メガクジラ」は307で、9月のピーク時から4減少している。

XRPは、時価総額上位の仮想通貨の中でも保有比率が偏りがあることで知られるが、最近は状況が変わってきているようだ。

ウォレットアドレスが増加しているのはクジラ(大口投資家)だけではない。サンティメントのデータによると、100〜1000XRPを保有するアドレス数も332560と過去最高を記録している。

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(出典:サンティメント)

ただ、XRPL ラボのデータによると、トークン流通量の67.31%は上位100のアカウントが保有している。これは70のウォレットが320億ものXRPトークン(記事執筆時点で82億ドル)を保有していることになる。

XRPは2020年を通じたパフォーマンスはあまり良くない状態が続いている。XRP/BTCはピーク時から93%も下落している。

ただ、以前XRPに関して人々が話題にすることは多く、サンティメントの「ディスカッション率」では1位となっている。