【ドル円FX予想】米国市場の「トリプル高」は続くか

14時のドル円は108.98円、高値は109.19円まで上昇した。

昨晩の米国株式市場は続伸。NYダウは前週末比190ドル高の2万8066ドル47セントと5営業日ぶりに過去最高値を更新。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数や機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数もそろって過去最高値を更新した。

中国政府が米中貿易協議の焦点の1つである知的財産権の保護強化を発表し、中国の譲渡で米中貿易協議が進展するとの期待が高まったことが背景だ。

しかし、米国10年債利回りは1.752%と下落。米中貿易協議の進展で株高が進んだものの、安全資産とされる債券にも買いが入っている状況だ。昨日行われた400億ドルの2年債入札で、旺盛な需要を集めたことが背景にある。

さらに、米ドル指数も98.295まで上昇し、13日の98.30に次ぐ高値となった。昨日の市場では、株・債券・ドルが買われる「トリプル高」が進んだことになる。

トランプ大統領もツイッターで「株式市場はまた高値更新、楽しんで!」とご満悦の様子だ。本日もトリプル高になるかどうかに注目している。しかし、トリプル高は通常の状況ではないので、それほど長く続くことはないという点に注意が必要だ。

本日は米5年債の入札がある。また、24時の新築住宅販売件数(予想70.9万人)、消費者信頼感指数(予想127)も注目される。

テクニカル分析

ドル円予想レンジ 108.90~109.50円

株式市場はリスクオンの状態だが、米国10年債利回りが上昇しないのでドル円の勢いは弱く、109.50円の壁は厚いだろう。200日移動平均線を上回って引けることを期待している。