実需コインが熱い! ツアックスコインが訪日客に仮想通貨をエアドロップ 東京五輪も追風

 ビットコインをはじめとする仮想通貨が日本国内での決済手段として法律的に定義されたのが2017年春。日本が「仮想通貨の都」になるのではと世界中が沸いたが、実際は強烈な現金志向は変わらずキャッシュレス比率は20%以下と低いままだ。同じく仮想通貨に積極的な韓国のキャッシュレス比率は9割と大きく水をあけられている。

 そんな日本の現金文化に風穴を開けようとするのが「ツアックスコイン(TourexCoin)」だ。カンボジアで先行する同コインにとって国内攻勢のキーワードとなるのが「訪日観光客」。東京五輪を目前に勃興する巨大実需を取り込み一気に普及を狙うツアックスコインの国内での足取りを追った。

 戦後2番目の景気拡大を続ける日本経済。その陰の立役者といっても過言ではないのが訪日観光客の存在だ。東京五輪に向け毎年その数は増加し続け、2018年は過去最大の3000万人が日本旅行に訪れることが見込まれている。

 ツアックスコインはこれら訪日観光客の決済ニーズを見越して開発された仮想通貨だ。

訪日観光客にツアックスコインをエアドロップ!

 「現金は不便。アプリ決済もできないなんて。」

 日本に来た外国人がよく口にする言葉だ。

 ツアックスコインのビジョンは明快で、「キャッシュレス社会」を実現することだ。

 年間3000万人が日本に観光に訪れる。これら訪日客にツアックスコインをエアドロップする。また、スマホアプリと連動させ、同コイン保有者には買物の際に使える割引クーポン等を付与する。

 とツアックスの関係者は語る。

 ちなみに「エアドロップ」というのは仮想通貨を送金する手段の一つで、例えば両替所に来た観光客がスマホでQRコードを読み取るとツアックスコインがもらえるような仕組みのことだ。

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ジャパン・ブロックチェーン・カンファレンスの一幕

東京五輪を契機に一気に仮想通貨を普及させたい

 ツアックスコインは国内の大型ブロックチェーン展示会等で精力的に啓蒙活動を行ってきた。「キャッシュレス社会の実現」を声高に主張するTux Global代表柞木氏の目には本気の色が伺える。

 訪日客を呼び込む東京五輪やカジノIRといった巨大実需は「日本のキャッシュレス化の突破口になる」(同談)。

訪日観光の高まりがキャッシュレス化の契機になるか

 実際、英国では2012年のロンドンオリンピックを契機に、もともと4割だったキャッシュレス比率が高まり今では7割を占めるようになっている。

 決済シーンに大きな影響を与えるホテル・飲食・小売・交通・免税等の分野が盛り上がるタイミングで、英国政府が後押ししたからだ。

 ツアックスコインも東京オリンピックという好機をとらえることで、まずは訪日客がお金を落とす以下の分野で仮想通貨を一気に決済の手段にすることを見込む。

これがツアックスコイン(TUX)の全貌だ! 

◆ カンボジア政府公認となる仮想通貨取引所コイニーエックス(承認待)が発行。参考:COINYEX社 カンボジア王国にて仮想通貨取引所の免許取得申請開始

◆ 通貨記号はTUX。上記取引所設立と同時に上場。

◆ 初期価格は1TUX=350円となる予定。

◆ 発行上限は8100万枚。パブリックセールまでに4500万枚を発行。

◆ 目玉はTUXプラットフォーム」という小売店・仮想通貨取引所・決済代行会社・顧客・投資家をつなぐ仕組み。

◆ 決済機能を持つクーポンアプリ「TRIP-PON」を用いることにより、小売店のレジ等でQRコードで仮想通貨決済できるようになる

◆ 高度成長中のカンボジアの大型モール・不動産売買・カジノで流通へ向け準備中。マレーシアでも同様の展開を目論む。関連記事「仮想通貨ツアックスコインが沸騰経済カンボジアで流通へ 巨大モール カジノ 不動産での採用も視野

◆ まずは日本国内での決済を推進

 同コインについては柞木氏が国内の仮想通貨イベント「トークンスカイ」において詳しく語っている。興味のある人は見てみよう。

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(文・コインテレグラフ制作部)