2017年のビットコイン2万ドル超えはたった1頭のクジラが引き起こしたと主張する論文を書いたテキサス大学ジョン・M・グリフィン教授が、コインテレグラフの取材に応じ、1頭のクジラが何者なのかは分からない答えた

グリフィン教授は、1頭のクジラについて「国籍はわからない。ビットフィネックスで観測された取引量の大半を占めているというだけだ」と述べた。

同教授らは、去年6月にテザー(USDT)が2017年のビットコイン価格の操作に使われたとする論文を発表。今回はそのアップデート版で、「1つの大きなプレイヤーがビットフィネックスで現金でテザーを購入してビットコインに交換するケース、もしくは現金の裏付けなしでテザーが発行されてビットフィネックスを通してビットコインに交換されたケースがある」と主張した。

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仮想通貨業界からは論文に対する批判の声が高まっている

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