BTC/USD
ビットコインは現在、重要なサポートである6,512.01ドルから反発している。相対力指数(RSI)は強気のダイバージェンスで、売りが終わりに近づいていることを示唆している。しかし、上昇が維持できるかどうかを見極めてから、買いの提案をしたいと思う。
出典: Tradingview
強気派は現在、価格を20日間移動平均線(EMA)に押し上げようとしている。11月15日以来、20日間EMAを超えて、(UTC時間で)終値を付けたことがないため、注意する必要がある重要なレジスタンスだ。
強気派が20日間EMAを超えて終値を付けた場合、アグレッシブな強気派による買いを示している。20日間EMAを超えれば、次は7,856.76ドルへ上昇する可能性が出てくる。積極的なトレーダーは、この動きをとらえてトレードすることができるが、トレンドはまだ下降しているため、小さなポジションサイズで行う必要があるだろう。ポジショントレーダーについては、7,856.76 ドルを超えて終値を付けるのを待った上で、トレードを提案したいと思う。
逆に、価格が20日間EMAの手前で反落した場合、下降トレンドが再開してしまうだろう。6,512.01ドルを下回れば、次のサポートは5,533.90ドルだ。
ETH/USD
イーサ(ETH)は12月16日に131.484ドルのサポートを下抜けた後、価格が119.61ドルまで下落した。RSIは売られ過ぎの領域にあり、短期的に売りが過剰に行われたことを示唆している。
出典: Tradingview
強気派は現在、120ドルからの反発をトライしている。最初のレジスタンスは131.484ドルだ。このレベルを突破できれば、次のレジスタンスは20日間EMAになる。
ETHが直上のレジスタンスから反落し、さらに120ドルのサポートを下抜けてしまった場合、100ドルまで下落する可能性が出てきてしまう。取引を提案する前に、新しい買い場が形成されるのを待ちたいと思う。
XRP/USD
XRPは12月17日に重要なサポートである0.20041ドルを下回った。これにより下落トレンドが再開し、次のサポートは0.18ドルとなっている。RSIは売られ過ぎの領域に深く入り込んでおり、これは上昇が可能であることを示唆している。
出典: Tradingview
現在のレベルからの反発は、0.20041~0.2326ドルの間で激しい抵抗に直面するだろう。このレジスタンスゾーンから反落してしまえば、弱気派はXRPを0.18ドル以下に押し上げようとするだろう。これが成功してしまった場合、0.15ドルまで下がる可能性が出てくる。
弱気派が年間最安値を更新したばかりだ。トレーダーは買いに飛び付く前に、相場のトレンドが変化するのを見極める必要があるだろう。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。
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