BTC/USDT

ビットコインは1月17日と1月18日に直上のレジスタンスの21,480ドルを上回ったが、ローソク足の上ヒゲからわかるように、強気派は高値を維持できなかった。これは、弱気派がこのレベルを守っていることを示している。

BTC/USDT daily chart. Source: TradingView

直上のレジスタンスの上を維持できなかったことで、短期トレーダーによる利益確定を呼び込む可能性がある。それにより、短期的な調整が始まる可能性がある。最初の強力なサポートは、フィボナッチリトレースメント38.2%レベルである19,489ドルだ。

このレベルから価格が反発した場合、浅い押し目が買い手を惹きつけていることを示唆することになる。その後、強気派は再び21,480ドル以上に価格を押し上げることを試みるだろう。もし成功すれば、25,000ドルへの上昇が始まる可能性がある。

価格が下落を続け、20日指数移動平均線(18,865ドル)を割り込むと、この強気な見方は無効となる。

ETH/USDT

イーサの1,600ドル台 は、強気派にとって手ごわい抵抗となることが証明された。買い手はこのレジスタンスラインを何とか突破したものの、その上の終値は達成できなかった。

ETH/USDT daily chart. Source: TradingView

ETH/USDTペアは、フィボナッチリトレースメント38.2%レベルである1439ドル、そして20日EMA(1400ドル)に達する下落を開始する可能性がある。

このゾーンは、買いを誘うだろう。その結果、1,600ドルのレジスタンスを再テストする。このレベル反発すれば、価格は1800ドルまで急騰し、その後2000ドルへ向かう可能性がある

弱気派がこのポジティブな見方を無効にしたい場合、価格を20日EMAの下に引き戻す必要がある。

XRP/USDT

XRPが下降に転じ、1月18日に移動平均線まで下落したが、ローソク足の下ヒゲは下値での積極的な買いを示している。

XRP/USDT daily chart. Source: TradingView

移動平均線は強気のクロスオーバーを完了し、RSIはプラスゾーンにあるため、強気派が優勢になる可能性を示している。上昇を開始すれば0.42ドルを上抜け、終値が0.51ドルのレジスタンスに達するだろう。このレベルは再び売りを誘うかもしれないが、強気派がこの抵抗を突き破れば、0.56ドルまで上昇する可能性がある。

弱気派が強気派による価格上昇を阻止したい場合、XRP/USDTペアを移動平均線の下に引き戻し、維持する必要がある。