仮想通貨分析企業のコインメトリックスが6日に発表したレポートによると、今日半減期を迎えるビットコインキャッシュ(BCH)の供給量の約3分の1がこれまで動かされた形跡がないことが指摘された。

2017年8月1日にビットコインからフォークして以来、600万BCHが移動していないという。

さらにビットコインについては、230万BTCが5年以上移動しておらず、流通している1830万BTCの12.5%を占めているという。

コインメトリックスはこのように一度も動いていない「自由浮動供給量」は市場への流動性をもたらさない長期的保有か、すでに失われている可能性があるとしている。

一方で、ビットコインの供給量については、アンチェインド・キャピタルの「Hodl Waves」が提示する値とは大きく異なっている。Hodl Wavesでは約400万BTCと、供給量の21.65%が5年以上動かされていないと指摘している。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン