1日を通してビットコイン相場(BTC/JPY,bitFlyer)は緩やかな上昇基調であった。

ビットコインの価格15分足チャート・ビットフライヤー

(引用元:Cryptowatch-BTC/JPY,15分足,bitFlyer)

前日からの値動きとしては、日付が変わる7日前後に72万円台後半であったビットコイン価格は午前7時前後から上昇し始め、正午前には本日の高値74万2248円台をつけた。7日18時半現在、73万円台半ばで推移している。

ビットコインチャート日足・ビットフライヤー

(引用元:Cryptowatch-BTC/JPY,1日足,bitFlyer)

1日足チャートで見ると、本日の高値74万2248円はちょうど100日移動平均線のラインと重なり跳ね返された格好になっている。その他、パラボリックは11月2日の上昇トレンドへの転換からトレンドの継続を示している。

米中間選挙はメインシナリオ通りの結果に

米中間選挙が日本時間7日(米国時間6日)投開票が行われ、報じられていたメインシナリオ通り上院は共和党が過半数を維持したものの下院は民主党が過半数を獲得という結果になった

この結果を受け、特に波乱も無かったことから仮想通貨と逆相関の傾向にあるVIX指数が落ち着き、仮想通貨への資金流入が期待されるとマネックス仮想通貨研究所の大槻奈那所長がレポート内で述べている

足元のファンダメンタル材料は?

近くの注目すべきファンダメンタル材料としては、韓国の仮想通貨取引所の取引高が増加している事と、ビットフューリー社が90億円もの新規調達をした事に関するニュースだ。

直近、世界の仮想通貨取引所の取引高ランキングで韓国のビッサムとアップビットがトップ10入りをしている。

2017年の上昇相場をけん引した重要国である韓国の取引高が増加している事が投資家のプラス材料となっており、この動きに対して仮想通貨メディアのCCNはビットコインと韓国ウォンのトレードペアが増加している事が背景にあると指摘している。

またビットフューリー社が私募による資金調達を実施。今回の資金調達ラウンドでは8000万ドル、日本円にして約90億円もの調達に成功しており、日本の大手広告代理店電通や、仮想通貨の業界で著名な著名なマイク・ノボグラッツ氏が率いるギャラクシー・デジタルなどが参加。

こういった仮想通貨業界の着実な動きがある中で、国内では流行語大賞に「仮想通貨/ダークウェブ」でノミネートされたビットコインのみならず仮想通貨全体の相場回復にはこういったダーティーな印象を払拭する必要があるだろう

 

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