最新のフィンテックトレンド: ブロックチェーンによる分散型P2Pレンディング

ブロックチェーン技術などのような新たな技術を導入したお金と送金を分散型化するという革新的な改革によって、金融は新たな始まりの時代へと突入し始めている―ピア・ツー・ピアによるトランザクションと金融ネットワークだ。

その中でもピア・ツー・ピアによる貸付サービスはブロックチェーンとフィンテック市場どちらにおいても新たなトレンドとなっている。

 

低階層の起業家や従業員向けのオプション

 

何年も前から、ブロックチェーン技術とその広きに渡るユースケースが導入されてからというもの、起業家やフィンテックスタートアップはunderbankedなユーザーが当たり前にファンドにアクセスすることが可能になるようなブロックチェーン技術を利用したプラットフォームの可能性を模索してきた。銀行が投資家と提携し一般客に貸付を行うやり方はかなり透明性が高い。こういった従来のメソッドが貧しい人々をターゲットにしているということはよく知られている。これは銀行が投資家に対して手堅いリターンを与えることが出来るビジネスモデルであるためだ。

経済的にも概念的にも、こういった銀行のビジネスモデルは、低階層や、ハイクラスの投資家たちが受け取る配当利益の利用から不利に働いてきた。

しかしながら、銀行からお金を借りたい低階層の起業家や従業員、他の個人たちなどは選択肢が限られている。

 

ベンチャーキャピタルの参入

 

最近ではフィンテック、ビットコイン、そしてブロックチェーン技術が生まれたことで従来の貸付けサービスに対して破壊的な影響がもたらされ革命が起こっていて、これは多くの国でトレンドとなってきている。

2016年当初から、多くのブロックチェーン、フィンテックスタートアップがベンチャーキャピタルによって資金調達を行い、一般的な人々でもローンを組めるような機会を与えることが出来るビジネスモデルだとして、金融投資家たちの注目を集めている一方、投資家たちは未だに投資や銀行にお金を発行させることで利益を得ている。

easyMarketsやMarketVoiceのような企業は、この1週間で何百万ドルもの資金調達に成功し、企業や起業家が複雑な銀行手続きを行わずにファンドにアクセスすることができるようなサービスを提供しようとしている。

例えばMarketvoiceはP2Pによるオルタナティブ投資市場において約13%のシェアを達成しており、業界では凄まじいスピードで成長を遂げてきている。

この成長は投資家の目に留まり業界では関心が急増しており、Marketvoiceは今週初めに1,000万ドルの資金調達に成功している。

投資家や起業家がP2Pレンディングに参加していくことで、特にロンドンやニューヨークなどの金融ハブでは新たなフィンテックトレンドが増々生まれていくに違いない。


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