加熱するIEO市場、クロスエクスチェンジが初のIEO実施へ 4月30日にスタート [PR]

中東のアゼルバイジャンに拠点を置くクロスエクスチェンジ(CROSS exchange)が、4月18日にIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)のプラットフォーム「CROSS exchange Launchpad(クロスエクスチェンジ・ローンチパッド)」のリリースを発表した

IEOはブロックチェーンプロジェクトが仮想通貨取引所を介して行う新たな資金調達手段だ。これまでのICO(イニシャル・コイン・オファリング)ではコイン発行体が投資家に直接仮想通貨を売るため、詐欺が多いといわれてきた。IEOでは仮想通貨取引所が発行体やプロジェクトを審査した上で、仮想通貨を取引所に上場させて投資家に売る仕組みだ。直近では、中華系仮想通貨取引所である Gate.io が 3300 億円を調達するなど、ICOにかわる新たな資金調達手段として注目されている。

今回クロスエクスチェンジにおけるIEO第1弾はMerci Coin(メルシーコイン)ホワイトペーパーによると、ブロックチェーンを使って「ボランティア活動」にインセンティブを与えたり、寄付金に透明性をもたらそうとする韓国企業によるプロジェクトということだ。クロスエクスチェンジで初めてのIEOとなるメルシーコインは4月30日午後9時にスタートする。

IEO(Initial Exchange Offering)のメリットとは?

これまでのICOではプロジェクトと投資家が直接資金をやりとりして行うため、わざわざIEOを利用して取引所が介入する必要があるのか、という疑問を持つ人もいるだろう。ところがIEOには以下のようなメリットがある。

まず、取引所の審査があるため詐欺的なプロジェクトが出現しにくいといわれる。IEOでは仮想通貨プロジェクトは予め取引所に申請を出し、トークンをその取引所で扱えるようにする必要がある。その際に審査があるためデューデリジェンスの時点で不備があるプロジェクトはそもそも取引所に上場させることができない。

次にICOで課題となる「トランザクション詰まり」を抑制できることだ。ICOで資金調達を行う場合はイーサリアム等のネットワークを利用するが、ICO開始と同時にトランザクションが殺到する。そのため、トークンを購入したくても購入できない投資家が発生してしまうことがよくある。IEOでは取引所の板が存在している限りは購入できるため、価格こそ一律では無いもののトークンの供給・資金調達がしやすいというメリットがある。

このようにIEOは従来のICOの欠点をカバーする様々なメリットがあるといわれる。トークン配布や新たな資金調達の手段として今後注目を浴びそうだ。

2018年11月20日のサービス開始以来、取引高を増やしてきたクロスエクスチェンジ。現在は1日の取引高が448億6千万円と世界第31位の取引高になっているという(2019年4月23日時点)。同社によると、2年以内に取引高がトップ5に入ることを目標にグローバルに事業を展開していくようだ。

 

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