仮想通貨市場の価格変動に影響を与えるクジラ(大口投資家)。価格が大きく動いた際に「クジラが大量に買い(売り)をした」ことが報じられるが、実際にいくらのBTCを持っていればクジラと呼べるのだろうか。
ブロックストリームCEOで「仮想通貨の父」と呼ばれるアダム・バック氏はツイッターでユーザーが「100ビットコイン以上がクジラと言えるのか?」とのつぶやきに返答した。
「ビットコイン価格が1万ドルを超えていれば、100BTCは流動資産が100万ドル以上ある富裕層として認定することになるので、私はビットコインクジラと呼ぶことにしよう。世界的に見ても1%未満の人が1億ドル以上の富を持っているので、100BTCはほとんどの人にとって驚異的な価値を持っている」
While bitcoin price > $10k then 100BTC would qualify someone as a HNWI with > $1mil in liquid assets, so I would say yes #bitcoin 🐳. Globally less than 1% have with wealth > $1mil so 100BTC is a staggering amount of value to most people. In many, many locations you could retire.
— Adam Back (@adam3us) April 22, 2020
現在、こうした大口投資家の数は2年ぶりの高い数値となっている。
仮想通貨分析企業グラスノードによると、半減期を控え、多くの投資家が保有率を高めていることが明らかにされている。グラスノードは1000BTC以上をクジラと定義している。
(出典:グラスノード)