EU離脱を巡る移行期間の短さが懸念され、ポンドは、軟調に推移している。昨日も下げが止まらず、ポンド・ドルは節目の1.3を割り込み1.2905まで下落。ポンド円も141.17円まで下落した。
本日はクリスマス・イブで短縮取引や休場になる市場が多い中、取引が極端に薄くなることが予想される。
中国政府が859品目の輸入関税引き下げを決め、米中関係に対する楽観論が高まったことから、米国株式市場が連日高値を更新。マーケットはリスクオンの流れだが、ポンドに関しては仕掛け的な売りがでてくる可能性があることに注意したい。
ポンド円のテクニカル分析と相場見通し
今日のポンド円予想レンジ 140~142.80円
20日移動平均線が上値抵抗になっていて、引き続き下への警戒が必要だ。ただ、一目均衡表の雲の上限である140円前後を大きく割り込む可能性は少ないと見ている。