イーサーのプール・オペレーターたちはソフトフォークを支持か―Griff Green氏がDAO事件を受けて発言

Griff Green氏はthe DAOを設立したSlock.itのスポークスマンである。今回、Green氏は我々コインテレグラフの取材に対して、Green氏がプール・オペレーターのディスカッションに関与していて、その中での論調は”かなりソフトフォーク支持の色が強い”と語ったのだ。

しかし、Green氏はプール・オペレーターたちが公式にフォーク支援を発表するかどうか疑っている様子だ。

Daoattackerと交渉はするのかという質問に対して、彼は以下のように答えている―

 

「ハードフォークによって全てのイーサーを奪われた人々の元へと還元することが出来るわけですから、彼らと個人的には話し合いの機会を設けてはいません」

 

彼はさらに、”ソフトフォークは安易であるという全体的なコンセンサスがイーサリアムのコミュニティに存在していると思います”と述べ、”イーサリアムコミュニティは一致団結してこれを実現させようとしています”と述べている。

プール・オペレーターから受け取った返答はたった一通、Dwarfpoolからのみで、その内容は、彼らがVitalik Buterin氏によって提案されたフォークを支援するかどうかという質問だ。Dwarfpoolの管理者は―「まだDAO事件の調査中です」と返答。

フォークが実行され有効になるまでどれくらい時間がかかるのか、という質問に対しては、Green氏は次のように答えている―

 

「コードは既に出来上がっていますが、マイナーの85%が利用しているgethのクライアントを含む複数のクライアントを代表してテストを行っている段階です。Parityがまず最初に、そしてGavin Woodは疲れ知らずのように絶えず働き問題の対処にあたっています。おそらく数日か1週間でしょう」

 

イーサリアムコミュニティは、暗号通貨界における大事件が起こったにも関わらず、随分とタイトなスケジュールで動いているようだ。再帰呼び出しのバグが悪用され、360万のイーサーが奪われ、イーサリアムの価格はほぼ半分に、the DAOに至っては約70%も価格が下落している。

イーサリアムの創設者、Vitalik Buterin氏は全てのファンドをトークンホルダーが残高から引き出せるように新しいコントラクトアドレスへ送ってしまおうと言うハードフォークに次いで、the DAOを凍結するためのソフトフォークを提案している。

 

Green氏は次のように述べている―

 

「ハードフォークなら、残りのエコシステムに影響を与えることなくこの問題を完璧に解決してくれるはずです、イーサリアムブロックチェーンのチェーンはビットコインのものとは構造が違います。つまり、他の関係のないトランザクションをなかったことにする必要がないとうことです。The DAOが受け取ったイーサーによって既に生成されているDAOが終了させられるということは絶対にありません (Christoph Jentzschによる天才的なセキュリティ対策です)し、the DAOのトークンホルダーは盗まれたファンドを残りのシステム、1iotaたりとも影響を与えずに取り戻すことが出来るようになります」

 

フォークの提案に関する意見はほぼ真っ二つに別れていて、コインテレグラフの読者、600人中52%は賛成で、48%は反対であった。その意見に揺さぶりをかけるかのように、daoattackerは、フォークに反対すればスマートコントラクトを通して100万イーサーをマイナーに配布すると魅惑の声明文を出している。

しかし、イーサリアンたちの多くはButerin氏支持に頑なであり、固い決意を以って、イーサリアムの未来を形作り、コミュニティが発展を遂げる決定的な瞬間を望んでいるようだ。

 

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