加熱する相場、高値更新時に値を伸ばす傾向か

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ETHJPY 日足 Bid(DMM Bitcoin 取引ツールより作成)

昨年末からビットコインの急騰が注目を集めるなか、昨日はイーサリアムが一時+25%超の急伸。同日のビットコインのパフォーマンスを400%上回った。

2020年のETHJPY相場は8月にDeFiバブルがあったものの、大部分は3/13の安値を起点とした緩やかな上昇トレンド(A)に沿って推移していた。11月上旬に入るとビットコインやリップルの上昇が注目され、暗号資産に対する市場心理が好転。ETHJPYもそれまで収縮していた移動平均線が75日

その後、12/25に下押すが、50日移動平均線をサポートに反発して下髭を形成。トレンドライン(C)の角度が示すとおり、さらに上昇を加速させている。RSIをみても、11月以前は20-30の値をとる場面もあったが、50が下限となり、80を目指していることから、相場の加熱が確認できる。

今後の展開として、角度の強い(C)の上昇トレンドラインの継続に失敗したとしても、既に2か月続いている(B)のライン上を推移する底堅い展開が想定される。

また、ETHJPYのチャートでは、高値更新時の急伸に対し、押しは比較的浅いようだ。このようなチャートでは、高値更新時に買いを入れる手法が多いため、今後も同様の流れが続くという思惑の市場参加者が増えるにつれ、指数関数的に急騰する流れが起こる可能性がある。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。