ビットコイン売買代金が株式市場超え! ハッキングされても栄える仮想通貨取引所ビジネス【配当系トークンDECOIN最新情報】

仮想通貨取引所ビジネスは半年単位で勝者が変わる世界

仮想通貨取引所ザイフ(Zaif)から巨額ビットコインが流出した。モナコイン、ビットコインキャッシュとあわせて70億円だ。これをうけ日本では仮想通貨取引所に対する不信感が再び高まっているが、仮想通貨市場全体の取引高、売買代金ともに、株の売買代金を抜きつつあることをご存じだろうか。

例えば直近で、仮想通貨市場全体の月間売買代金は43.6兆円を記録。これはロンドン証券取引所とドイツ取引所における株式の月間売買代金をあわせた40.5兆円を上回る数字だった。将来的には東証の月間売買代金約60兆円に迫る勢いだ。この成長市場に食い込もうとするのが手数料収益の20%を還元する仮想通貨取引所DECOINだ。

ちまたでは分散型の仮想通貨取引所やライトニングネットワークにおけるアトミック・スワップ等、企業運営の取引所がいらなくなる未来を構想する声が増えているが、一方で向こう3年間はこれまでのかたちの仮想通貨取引所が市場の成長をけん引し、時間をかけて半分散型モデルに移行していくのが一番現実的なシナリオとする見方が主流だ。

取引高ベースで世界最大級の仮想通貨取引所バイナンスのCEOであるCZ氏も「法定通貨ベース(そして中央集権型)仮想通貨取引所がなかったら、仮想通貨産業は今よりももっと小規模だっただろうし、業界の発展もよりスローになっていただろう」とし、分散型仮想通貨取引所への移行に向け布石をうちながらも、しばらくは現状のモデルが続くと予見している。

仮想通貨相場はFX(為替取引)にもまして眠らない市場だ。すさまじいスピードで資金が動く。この波をつかんだ仮想通貨取引所が短期間で取引量を集め、「成りあがる」ケースも多い。バイナンスは半年で世界一に上り詰めた一方で、業界トップクラスのフォビは今年にはいって新興の取引所FCoinに取引量を奪われた局面があった。

この業界は、半年単位で勝者がかわる世界なのだ。

DECOIN発行のDTEP(ディーテップ)の上昇余地をどう計算するか

そこで注目したいのが配当型の取引所トークンであるDECOINだ。

DECOIN(ディーコイン)とは(おさらい)

  • DECOINトレーディング・アンド・エクスチェンジ・プラットフォーム」(通称D-TEP)とされる仮想通貨取引プラットフォーム(現在開発中)。
  • 同取引所が発行するネイティブコインをDTEPという。BTC, ETH, XRP, BCH, LTC, DASH, NEO, ADA, XLM間の取引が可能。その後更に取り扱いコインが増える予定だ。
  • DECOINが展開する独自のブロックチェーンはPOS(プルーフ・オブ・ステイク、保有量証明)を採用。DTEPコインの所有量にあわせた配当(所有額の6.2%/年)が支払われる仕組みだ。
  • DECOINでは、取引所の手数料収益の最大約20%を、流通している自社コインの買い戻しではなく、配当として吐き出す。他取引所で行われているコインの買い戻しが、直接価格上昇に直結するとは限らないため、配当のほうがありがたいと考えるユーザーもいるはずだ。
  • ちなみにバイナンスが発行したBNBは発行時から比べて200倍上がるなど、取引所が発行するコインは軒並み上昇しやすい傾向が見られる。2018年1月~5月の間、取引所トークンは平均6倍上がったという分析もある。

参考記事:「配当系コインDECOINとは?取引所の手数料収益をユーザーに還元!

同プロジェクトはこれまで約6億円の調達に成功し、仮想通貨取引所の本格立ち上げが予定される来年初頭に向けて着々と駒をすすめているという。

現在DECOINの発行済みトークンの時価総額は約71億円。経営陣は個人投資家だけではなく、流動性を担保する機関投資家を引き込むことで流動性を担保し、まずは月間1000億円強の売買代金をさばきたい考えだ。

その過程の中で、日本や韓国のトレーダーに人気なリップルやビットコインキャッシュ等は必ず押さえていくという。

ちなみに月間1000億円というのは現実的な数字で、毎日30億円強ほどの取引量だ。これは取引高ベースの仮想通貨取引所ランキングでいうと50位台となる。つまりDECOINは毎日の取引量が1000億規模のバイナンス、OKEX、フォビになろうとしているわけではなく、まずは「手数料収益からの配当」を使って、足元のDECOINコミュニティをベースに着実に成長しようというわけだ。もちろん、取引量が増えるにつれて、時価総額が1000億円あるバイナンスコインのように、DECOIN発行トークンも時価総額も増える可能性もある。

参考:「世界最大の取引所バイナンス、18年の利益は最大1100億円の見込み

最終的にDECOIN運営の仮想通貨取引所が目指すはデイリーの売買代金300億円だ。つまり仮想通貨取引所としてトップ10入りを目論んでいるわけだ。仮にこのシナリオがうまくいけば、7000万枚発行されるDTEPトークンに対し、見込まれる手数料収益から毎月約3.6億円が還元される。現在のDTEP価格に対して、毎月約6%分が配当される計算になる。もちろん、そこにたどり着くまでに、キャピタルゲイン分のアップサイドの可能性があるのは言うまでもない。

すなわちDTEPトークン購入の際のアップサイドは以下の通りだ。

仮想通貨取引手数料収益からの配当  +  コイン保有配当(6.2%/年) + 価格上昇からくるキャピタルゲイン

面白いのは、取引所における売買代金と連動した配当金を支払うということは、DECOINにとって取引高を偽る理由がまったくないことだ。取引高を水増しして見せている既存の仮想通貨取引所とは一線を画すやり方だ。

ビットコイン等仮想通貨の反転が見込まれるこの秋。足元の値動きは冴えないが、最近になってリップルが吹いたように、突如としてアルトコインの風・仮想通貨取引所発行トークンの風が吹くこともある。そんな中、DECOINも飛躍していく可能性がある。

参考記事:「『ビットコインは今年の底をついた』=デジタル・カーレンシー・グループCEO」、「投資家マイク・ノボグラッツ「仮想通貨市場は底を打った」

これまで紹介したDECOINのその他の特徴

  • クレジットカード:5種類のクレジットカードを提供予定。
  • 様々な投資商品を提供:産業セクター別に構築されたCFD(差金決済取引)や仮想通貨インデックス(D-TEPクリプト指数)等も導入。価格の上昇だけではなく下落もトレードチャンスに。
  • ソーシャルトレーディング:やり手トレーダーの取引履歴等をフォロー可。トレーダーは情報提供することで仮想通貨を獲得。
  • 安全性:多重のセキュリティを配置。資金の97%をコールドウォレットに保管。
  • 取引速度:D-TEPは最大で100万取引/60秒を処理。
  • カスタマーサポート:年中無休、24時間営業運営へ。
  • コイン発行制限:DTEPの発行量は1.4億コインが上限。うち半分を売り出し。D-TEPの現在の発行量は7千万コインで(そのうちの60%を販売)、年率6.2%のPoSアルゴリズムにより12~15年をかけて最大コイン量1.4億コインまで発行される。
  • ブロックチェーン技術:D-TEPの基盤となるブロックチェーンは開発済。
  • 開発体制:6人体制でエンジニアがD-TEP(取引プラットフォーム)の開発をすすめている。リリースは4~6カ月後(2019年第一四半期)を見込む。
  • 認可申請:プラットフォーム・リリースと同時にシンガポール中銀から「規制された市場オペレーター(RMO)」承認をうけるために申請も進めている。(参考記事:シンガポール 仮想通貨交換業ライセンス制度の緩和を検討 取引所トークンDECOINも申請へ)
  • トークン:ネイティブトークンとなるD‐TEPの初期価格は1DTEP=0.9ドルだが、現段階(2018年9月末)時点だと0.750.72ドルで購入可能。

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