2019年はビットコインコミュニティーで格差が縮小する一方でイーサリアムやビットコインキャッシュでは格差が拡大したというレポートを Clovrが発表した。
最近ビットコインのクジラ(大口投資家)に関するニュースが話題になったが、実際はビットコインの間でクジラの影響力は小さくなっているようだ。
各仮想通貨エコシステムのジニー係数によると、ビットコインのジニー係数は2019年は0.64。前年から0.02ポイント減少した。
ジニー係数は社会における所得分配の不平等さを測る指標として開発された。0.0が完全に分配されている状態(すべての人が平等)を示す一方、1.0が完全な富の集中(独占)を示す。

(出典:BitInfoCharts, Clovr「仮想通貨コミュニティーの格差」)
一方、アルトコインでは富の格差が拡大した。
イーサは前年比0.09ポイント増の0.78、ビットコインキャッシュは0.02ポイント増の0.73だった。ライトコインは横ばいだった。
さらに「最も金持ちな10口座が持つ富の割合」と「最も金持ちな口座が持つ富の割合」でビットコインは最も低い割合を記録。「過半数を所有するのに必要な口座数」は4545口座と最も多かった。
対照的に、最も格差が大きいのはイーサリアムのブロックチェーン規格ERC20のトークンだという。
中でも中国系仮想通貨取引所フォビのマイニングプールの独自仮想通貨であるフォビ・プール・トークン(HPT)のジニー係数は0.99。1つの口座の富に占める割合は70%だという。
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翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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