ビットコインがインド、南アジアでメインストリームへ―加盟店がビットコインでの決済を受付開始

インドはデリーに拠点を置く取引プラットフォームCoinsecureと米国に拠点を置くビットコイン決済サービスを提供しているBitPayがパートナシップを締結し、インド国内におけるビットコイン決済やインドルピーでのキャッシュアウトを可能にするべく国内の店舗と提携するようだ。

インド国内と南アジア全体においてビットコインが採用されたことで、暗号通貨はより世界的なメインストリームへと押し上げられる形となった―世界で二番目に巨大な国であるインドのその1億人を超える人口が、今初めてビットコイン決済を利用する機会を得ようとしているのだ。

Coinsecure CEO、Mohit Kalra氏はコインテレグラフにこう語っている―

 

「市場規模について言えば、12億もの人間が今インドに住んでいますし、インドは中国に次いで世界で二番目の人口規模を誇る国です。もしたった5億人もの人が市場に流入しただけでもどうなるでしょうか。凄まじいポテンシャルを秘めています。これまでかなりの間、インド国内の加盟店舗がビットコインでの決済を受け付けることは出来る状態にありましたが、インドルピーで支払いを受け取ることは出来なかったのです。そして今、ついにインドの加盟店がビットコインでの決済受け付け、インドルピーでの支払い受け取りが可能になりました。ビットコインはインドにおいては最早”ただの投資の対象”ではなく、加盟店から商品を買うことができる機会となったのです」

 

テック・ヘイブン、インド

 

Coinsecureはインドや南アジア諸国の加盟店に対してBitPayのプラットフォームを利用したビットコイン決済サービスを提供した初の企業だ。人口は別として、インドはグローバル市場に貢献する多くのフリーランスのソフトウェア開発者が集うテック・ヘイブンでもあるため、ハイテクに精通したサービスプロバイダーはさらに多くの人に容易にサービスを提供できるようになるだろう。

インドや南アジア地域はビットコインにとって適した市場なのかについて尋ねられ、Karla氏は次のように答えている―

 

「もう一度言いますが、インドは世界で二番目に多い人口を有する国です。しかし決済方法の選択肢がないというネックが存在していました。個人がクレジットカードやデビットカードをインド国内で手に入れるのは非常に難しく、多くの人が銀行口座へアクセスすることすらできません。インド国内において個人がビットコインを利用できるようになるだけでなく、ビットコインで買い物ができるようになるかもしれないという事実は、クレジットやデビットカードを持っていない人でもオンラインで買い物が可能になるなど、さらなる国際eコマース市場開拓の扉を開くことになるでしょう。インド国内でビットコインを普及させる決定的なキーとなるものを他にあげるとしたら、それは送金です。Coinsecureは送金関連の企業ではありませんが、インドを世界で一番送金を受け付けている国にするためにも、ビットコインを利用して資金の国際送金を行えるかどうかは重要なポイントだと我々は考えています」

 

コインテレグラフジャパンの公式ツイッターをフォロー