AIによるコンテンツ生成を行う制作スタジオ「アレテア(Alethea)」は3月30日、コンテンツ制作者を支える分散型金融(DeFi)を活用した新たな収入モデルを公開した。

アレテアのユーザーは、新たなスマートコントラクト収入モデルを活用して特定のミームコンテンツ制作者を支援できる。ミーム(meme)とはインターネット上などでユーザーがマネやアレンジを重ねて楽しみながら広がっていくコンテンツのこと。

同日、最初のMemePool(ミームプール)として、イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏の新たなディープフェイク動画も公開された。

ダイ(Dai)ステーキングをするユーザーらは、Compound.Finance プロトコルを通じてインターネットを生成することができる。この収入は、ミームコンテンツ制作者の支援に使用できる。同時に、ユーザーらは、いかなる第三者も信用する必要がなく、許可を得ることなくDAIをステーキングから外すことも可能だという。

ユーザーは報酬としてALEトークンを受け取ることができ、新たなAI生成されるミームに投票する機会を得る。ALEトークン保有者らは、 ミーム制作者に直接発注することもできるとし、アリフ・カーンCEOは、以下のように述べている。

「我々のプラットフォーム上のミーム制作者が、ユーザーが損失することなく、新たな収入源を増やすことができるこのコンテンツを支える新たな方法に対し、仮想通貨業界全体がどんな反応を見るのが、他のコンテンツ制作者らがこの方法を採用するかどうか、我々は非常に楽しみにしている」

 

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン