マネックスグループの米子会社トレードステーションは19日、仮想通貨仲介プラットフォーム「トレードステーションクリプト」の一般サービス提供を開始した。マネックスが20日に発表した

取り扱う仮想通貨は、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)。取り扱い通貨については、将来的に追加していく予定という。承認を得た州と国に居住するトレーダーが対象となる。

トレードステーションクリプトは既存のオンライン仲介モデルを活用しつつ、仮想通貨取引を提供するサービスという。「ブローカーとして1つの取引所に限定されておらず、複数の流動性ソースにアクセスできる柔軟性を備えている」としている

トレードステーションのジョン・バートルマンCEOは、「仮想通貨市場への参入を模索しているトレーダーは躊躇したままで、信頼でき馴染みのあるブランドからのサポートを探している」と指摘し、オンライン証券としての実績を持つトレードステーションが仮想通貨取引を提供する意義を強調している。

また機関投資家向けには、プロ向けサービスを提供する。トレードステーションクリプトの機関投資家チームが個別サポートを提供する体制だという。