本リリースに記載をされている時刻はGMT標準時刻にて表記されておりますが、
本リリースは日本時間2015/12/17 正午 にCointelegraph Japanより開示されております。

 

2015年12月17日

アイリッジ株式会社

テックビューロ株式会社
 

アイリッジとテックビューロの事業提携により、フィンテックとO2Oを融合したスマホアプリが実現

~プロトタイプ作成から実装まで、金融機関やポイント等のアプリを一貫して開発可能に~

 

報道関係者各位

 

株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、証券コード3917、以下「アイリッジ」)と、テックビューロ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:朝山 貴生、以下「テックビューロ」)はこの度事業提携し、国内唯一のプライベート・ブロックチェーン技術「mijin」を使ったフィンテック関連スマートフォン用アプリを共同開発することを発表いたします。

 

この数ヶ月、フィンテック(※1)関連の新規テクノロジーとして金融機関からも大きな注目を集めているのがブロックチェーン(※2)技術です。同技術を用いることにより、アクセスの集中や機材障害によるダウンタイムを排除したバックエンドを安価に且つ短期間に整備し、より信頼性の高いアプリ開発が可能となります。

フィンテックとO2Oの融合

 

テックビューロが有する国内で唯一のプライベート・ブロックチェーン技術「mijin」と、アイリッジが国内でトップクラスを誇る位置連動ソリューション「popinfo」を組み合わせることによって、フィンテックとO2Oを融合した、より集客力と安定性が高いバックエンド環境をアプリ向けに提案することが可能となります。

 

より高いセキュリティ

 

ブロックチェーンは暗号技術を元に作られているため、ユーザーの位置情報やポイント残高、電子マネー残高など、プライバシーに関わる情報を安全に保存し、そのアクセス権限を厳密に管理することができます。書き込まれた情報は内部者であっても改ざんができず、より堅固なセキュリティ環境を実現できます。

 

ブロックチェーン技術を利用することにより、「より高いセキュリティ」 と 「より効率の良いアプリ開発」が可能になります。

【より効率の良いアプリ開発】

 

ブロックチェーンには勘定機能が基本機能として実装されているため、ポイントサービスや電子マネーサービスといったような金融関連サービス基盤を、開発無しに設定だけで整備することができます。これによりアプリのバックエンド開発に要するコストを大幅に圧縮し、工期を短縮しつつUIやUXの充実にリソースを割くことが可能となります。

【アイリッジとテックビューロによるフィンテックの取り組み】

 

アイリッジでは、すでに金融機関アプリへの「popinfo」導入実績を持ち、バンキングサービスとO2Oマーケティングの融合に取り組んで参りました。

 

この度の提携で、テックビューロの先進的なプライベート・ブロックチェーン技術「mijin」をそのバックエンドに活用することにより、ポイントや電子マネーなど、より幅広いフィンテック関連アプリ開発を提供していく予定です。

 

また、アイリッジは既存のアプリ開発体制を活用しつつ、テックビューロの協力を得ることによって、ブロックチェーン技術を用いたアプリのプロトタイピングから実装までを一貫して行うことが可能となりました。バンキングアプリにおける実証実験から、既存ポイントシステムのバックエンド入れ替えによるコスト圧縮まで、ブロックチェーンを活用した効率の高いフィンテック関連アプリ開発サービスをワンストップで提供いたします。

 

 


 

【参考資料】

 

■「株式会社アイリッジ」について( Webサイト iridge.jp/

 

株式会社アイリッジは、「インターネットを通じて、世の中に新しい価値を創り続けていく」という理念のもと、企業のO2O支援を行っています。当社のO2O支援はスマートフォンを利用したもので、①O2Oソリューション「popinfo(ポップインフォ)」の提供、②O2Oアプリの企画・開発、③集客・販促等を中心とした企画・運用支援(O2Oマーケティング)をサービスとして提供しており、O2Oやスマートフォン向け位置連動型サービスの分野では業界トップクラスの実績があります。

 

■「O2Oソリューションpopinfo」について( Webサイト popinfo.iridge.jp

 

2013年 に“O2Oグランプリ”大賞を受賞した、スマートフォン(Android/iPhone/iPad)の待受画面にプッシュ通知によりメッセージを配信できるO2Oソリューションです。スマートフォンアプリに組み込むだけで、「位置情報(GPS/Wi-Fi//iBeacon/Bluetooth)」×「属性情報」×「時間」を組み合わせて、ユーザーのスマートフォンの待受画面にポップアップで伝えたい情報を配信することができます。指定した場所、人、時間帯で配信が可能なため、お店に近づいたユーザーや、オンラインのアプリユーザーを実店舗へ誘導することに高い効果を発揮します。オンライン(ネット/アプリ)とオフライン(実店舗)の相互連携を促進するO2O(オンライン ツー オフライン)ソリューションとして、小売、商業施設等を中心にご導入いただくとともに、足元ではコミュニケーションツールとしてご活用いただくことで、幅広い業種に広がりをみせております。また、外国語にも対応し、海外での展開も開始しております。

 

■「テックビューロ株式会社」について( Webサイト techbureau.jp/

 

テックビューロ株式会社は、暗号通貨技術とブロックチェーン技術に基づいたソフトウェアとサービスを開発しているクリプト・フィンテック・ラボ(Crypto-Fintech Lab.)です。ビットコインを含む暗合通貨の為替取引プラットフォーム「Zaif」やプライベート・ブロックチェーン基盤ソフトウェア「mijin」の他、ブロックチェーン技術導入の受託開発やコンサルティングサービスを提供しております。

 

■「mijin」について( webサイト mijin.io/

 

「mijin」は、クラウド上や自社データセンター内に、企業内や企業間で利用可能なプライベート・ブロックチェーン環境を構築できるプラットフォームです。既存のデータベースや勘定システムを置き換えて劇的にコストを削減すると同時に、改ざん不可能なセキュリティ環境が構築できる他、実質ゼロダウンタイムを実現します。金融機関から電子マネー、ポイント、オンラインゲーム、ロジスティクスまで、幅広くご利用頂けます。


※1: フィンテック(FinTech)とは金融(Financial)と技術(Technology)を掛け合わせた造語で、金融とITを融合させた金融システムの革新的活用を意味します。従来は、このフィンテックが担う分野は金融機関向けにサービスを提供する大手ITベンダーが関与するものでした。しかし、ここ数年は技術革新とともに比較的規模のベンチャー・スタートアップ企業の参入が多くなり注目を集めています。

 

※2: ビットコインによって発明された、P2P方式によるデータ処理の基盤技術です。複数のコンピューターが分散型合意形成を行い、暗号署名しながらブロック単位で複数データを処理するのが特徴です。安価なコンピューターで稼働し、ゼロダウンタイムと、改ざん不可能なセキュリティを実現します。バックアップや冗長化も必要なく、劇的なコスト削減が可能であり、キャパシティを超えても落ちないため、金融機関にも注目されています。


【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】

株式会社アイリッジ 広報担当

TEL:03-6441-2325 FAX 03-6441-2425 / E-mail: pr@iridge.jp

 

テックビューロ株式会社 担当:芳村

TEL:06-6533-2230 / E-mail: pr@techbureau.jp


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